大人の目線ほどの高さにある細長のニッチに幾何学モザイクを制作しました。
モロッコの国名マグレブとは日が沈む国という意味なのですけど、このお宅の家主は旦那様がモロッコ人で奥様が日本人、そして日が沈む国と日が昇る国から生まれたまさに太陽のような明るい子供達がいる空間です。子供たちがこのタイルを見上げながら育ち、いずれ目線になり、いつか見下ろすまでの時間の経過を意識して、ずっと自らのアイデンティティを感じることのできるデザインと色使いをご提案しました。豊かな暮らしとは贅沢な時を長く過ごすこと、タイルのある暮らしそのものだと思います。